集計単位と集計値

集計単位設定

集計単位は、エクスポートするテーブルの構造を決定する要素です。ユーザーは、分析に必要な集計単位を選択し、どのようにデータが整理されるかを定義します。

  • 例: 「activity」集計単位を選択した場合、テーブルの各行はアクティビティごとに情報を分けて表示します。「activity」と「date」集計単位を両方選択すると、テーブルはアクティビティが日ごとに区切られた形で表示されます。
集計単位
説明
Activity
アクティビティ名ごとに集計します
Variant
バリアントごとに集計します
Date
日付(YYYYMMDD形式)ごとに集計します
Day
月内の日付(01から31)ごとに集計します
dayOfWeekName
曜日(Sunday, Monday,…)ごとに集計します
Hour
時間(0から23)ごとに集計します
Month
月(01から12)ごとに集計します
Year
年(4桁の整数値)ごとに集計します
PreviousActivity
(activity選択時のみ)Activityの直前にくるアクティビティ名ごとに集計します
NextActivity
(activity選択時のみ)Activityの直後にくるアクティビティ名ごとに集計します
属性データ
ケースID, アクティビティ, タイムスタンプを含む、イベントログに含まれる属性データを集計単位として追加できます

集計値設定

集計値は、エクスポートするテーブルに含める統計値です。これにより、特定の数値情報をテーブルに追加し、分析の深度を増すことができます。

  • 例: 集計単位に「activity」と「date」を設定し、集計値として「case」を選択した場合、エクスポートされるデータテーブルには各アクティビティの日ごとのケース数が含まれます。
集計値
説明
Cases
集計単位ごとのケース数。
CasesRatio
集計単位ごとのケース数の全体での割合。
ActivityThroughput
選択した集計単位に含まれるアクティビティの平均・中央値スループットタイム。
ActivityDuration
選択した集計単位に含まれるアクティビティの総所要時間
CaseThroughput
選択した集計単位に含まれるケースの平均・中央値スループットタイム。
EventCount
集計単位で選択した要素が含まれるレコードの数。
ReworksSum
選択した集計単位に含まれるアクティビティの合計リワーク数。
ReworksAvg
選択した集計単位に含まれるアクティビティの平均リワーク数。
casesStart
選択した集計単位に含まれるアクティビティで開始するケース数
casesEnd
選択した集計単位に含まれるアクティビティで終了するケース数
 
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