プロセスエクスプローラー

概要
プロセスエクスプローラーは、プロセスの全体把握やアクティビティごとの関係の把握に役立つ機能です。アクティビティ、またはコネクションごとに表示する数を増減させることで、プロセスマップに表示される情報を切り替えることができます。
目的
指定した条件に当てはまる全業務プロセスを可視化することを目的としています。これにより、プロセスの概要を簡単に把握できます。また、アクティビティベースでの分析を行い、プロセス内のアクティビティ数を集計して、プロセスの複雑さや効率性を評価できます。
機能とメリット
アクティビティとコネクションの割合の調節
表示されるアクティビティとコネクションの割合を調節することで、分析の焦点を変えることができます。
アクティビティバー
アクティビティバーをドラッグする、または+ボタンや-ボタンをクリックすることで、表示されるアクティビティの数を切り替えることが可能です。アクティビティの表示数を増やしていくと、発生頻度の高いアクティビティから順に、プロセスマップ上に表示されていきます。
コネクションバー
コネクションバーをドラッグする、または+ボタンや-ボタンをクリックすることで、表示されるコネクションの数を切り替えることが可能です。コネクションの表示数を増やしていくと、発生頻度の高いコネクションから順に、プロセスマップ上に表示されていきます。
プロセスエクスプローラの仕様
Optpathのプロセスエクスプローラでは、発生頻度の高いアクティビティ・コネクション順に1つずつ、表示を切り替えていくことができるようになっています。プロセスマップ上には、プロセス内に存在している業務パターン(バリアント)に基づいたプロセスのグラフが表示されています。
また、アクティビティバー、コネクションバーそれぞれの上部に表示されている割合は下記の方法で算出されています。
アクティビティの割合: アクティビティの総件数のうち、表示されているアクティビティの発生件数の合計の割合
コネクションの割合: コネクションの総件数のうち、表示されているコネクションの発生件数の合計の割合
利用シナリオ
プロセスの概要把握
分析内の全ケースにわたるフローを一覧表示し、プロセス全体の理解を深めます。
アクティビティベースの分析
個々のアクティビティを詳しく分析し、効率化や改善が可能な領域を特定します。
プロセスの複雑性の評価
プロセス内に存在するアクティビティ同士の関係性を可視化し、そのプロセスの複雑さを評価します。
バリアントの数が多いプロセスの全体把握
バリアント数が多く、バリアントエクスプローラーでは全選択が困難なプロセスの全体観を把握するのに役立ちます。