ファクトファインダー 手戻り分析画面

ファクトファインダーの手戻り分析画面では、業務に影響を与える「非効率性の高い手戻り」を発見することが可能です。手戻り分析画面では、アクティビティごとの「手戻り回数」と、手戻り一回あたりの「遅延時間」を用いることによって、業務を遅延させている手戻りを優先的に表示し、その詳細を分析することができます。

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手戻りの定義

ここでは、「1ケース内に同一のアクティビティが2回以上発生したケース」を「手戻りを含むケース」と呼びます。

また、手戻りの回数は下記のように数えます。

1ケース内にアクティビティAが2回発生: 1回の手戻り

1ケース内にアクティビティAが3回発生: 2回の手戻り

アクティビティごとの手戻り回数と遅延時間

表示項目

  • 名前: アクティビティ名が入ります
  • 遅延時間: 当該アクティビティの手戻り一回によって、平均的に業務がどの程度遅延するかの指標を表します*
  • 手戻り回数: 当該アクティビティの手戻りの合計値を表示します

*遅延時間の算出方法について

遅延時間は、下記の計算方法によって算出されます。

当該アクティビティを含むすべてのケースの平均スループットタイム - 当該アクティビティの手戻りを含むケースの平均スループットタイム

操作

  • 要素の並び替え: “遅延時間”または”手戻り回数”の横にあるソートボタンをクリックすることで、降順または昇順で要素を並び替えることが可能です。
  • 手戻りの詳細情報: 各アクティビティをクリックすることで、画面下部に当該アクティビティの手戻りの詳細情報が表示されます。
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手戻り詳細画面

「アクティビティごとの手戻り回数と遅延時間」のグラフでアクティビティをクリックすると、そのアクティビティの手戻りに関する詳細を見ることが可能です。

手戻り概要

  • 手戻り回数: 当該アクティビティの手戻りの合計値を表示します
  • 遅延時間: 当該アクティビティの手戻り一回によって、平均的に業務がどの程度遅延するかの指標を表します
  • 手戻り発生確率: 当該アクティビティを含むケースの中で、当該アクティビティによるリワークを含むケースの割合を表示します

手戻り状況の推移

  • グラフ: 手戻り回数の時系列的な変化を表します
  • 集計期間の変更: 右上にあるドロップダウンメニューから、”週別”または”日別”の集計を切り替えることが可能です
  • 表示範囲の選択: グラフ下部にある選択範囲をドラッグすることで、上部のグラフに表示する期間とその範囲を変更できます

ケースごとの手戻り発生回数

当該アクティビティの1ケースあたりの手戻り回数別の、ケース数を表示します

手戻りの発生元

当該アクティビティが手戻りした際に、手戻りとなったアクティビティの直前にくるアクティビティを集計し、その結果を表示します。

 
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